僕たちが何故、サロンで扱う植物を全て自らの手で育てるのか。
育てることを人に任せている時期があった。
摘み取るのは自分たち。
まるで、スーパーで何を買うか選んでるみたいだった。
植物のことがまるでわからなくなった。
感じられなくなった。
僕たちは植物を使い施術するプロフェッショナル。
スーパーで買い物したものでお客様に触れるのか、自分で育て摘み取った植物でお客様に触れるのか。
施術の内容が全く違うものになる。
薬剤を使った施術だったらそれでもいいと思う。
植物を扱うってことは何か特別なこと。
癒しの力。
この前、沖縄のヘナ農家さんにあって話を聞いた。
その農家さんは、自分で育て摘み取り、自分で乾燥して粉末にしている。
全て自分でやっている。
今までいろんなヘナのメーカーさんから話を聞いたり、実際にインドへ行きヘナを育てている人、加工している人、工場長にあったけど、全てを自分でやっている人の話はまったくちがった。
なんて言うんだろ、見ているところがちがうというか、話していることが情報ではなく、全て経験して感じたこと。
植物を商品として扱っていない。
深みが全然違う。
心にスーッと入ってくる。
1年間、この農家さんに就いて修行させてもらう。
与論島の Henna に花が咲きました。
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